津嘉山酒造所 その2
前回、あまりの衝撃の為に肝心の造りを聞き忘れた津嘉山酒造所に再び行ってきました。前回は麹棚から仕込みタンクに人力で米を移す日でしたが、この日は特に何も無し。グラビア撮影もありませんでした![]()
仕込みの工程は前回聞いたとおりで、特に他と大きく変わったことはありません。前回聞き損なった原酒の度数は44度、それを43度に割り水して貯蔵しています。濾過は冷却無しで簡易(保安)濾過のみ、原酒の度数については蒸留器の関係か度数が上がらないとのこと。最高時の度数で50度ちょっとらしく、与那国三酒造所の花酒(60度)にも到達しません。崎元酒造所の人に度数を高く取る秘訣があると聞いたので、ひょっとしたら他の酒造所でも最高度数は低いのかも知れませんが、、、。少なくとも言えるのは、蒸留器の種類・形によってアルコール収量は違ってくるのでその辺の影響も大きいと言うことです。後、酒造所ならではの貴重な体験をさせてもらえたのですが、その体験が結構非常に衝撃的で、それに対するコメントに向こうも衝撃があったようです。津嘉山酒造所さん、今度是非飲みに来てください。
蔵元としては小さいのですが、國華は結構ラインナップが多いので今回はその辺もつっこんで聞かせてもらいました。一般的な國華、古酒國華、國華至福の一滴はタンク貯蔵、島酒家プロデュースの無濾過シリーズだけが甕貯蔵とのこと。元は同じ酒ですが別々の甕で貯蔵されている物を試飲させてもらいましたが、甕番号で管理されているだけあって味が違います。甕に移して2ヶ月だから差は小さいと言うことですが確実に違います。新酒43度なのですが、甕の風味が付いて結構まろやかでした。瓶貯蔵の古酒は素直な味に育ち、甕貯蔵の古酒は複雑な奥行きを持つ味になります(自分の知る限りですが)。甕自体が呼吸によりお酒の成長を早め、お酒が本来持ち得ない成分を与えてくれるからだと思いますが、改めて瓶貯蔵にはない可能性を甕貯蔵に感じた体験でした。
やっぱり真剣に良いお酒を造る蔵元は応援したいですね。國華の魅力を少しでも知ってもらう為にも、2004年蒸留の國華をそろそろお店に並べてみようかなと思います。
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